WEKO3
アイテム
保育ソーシャルワーク実践の構成概念に関する研究ーエコシステム構想による教育支援ツールの活用ー
https://doi.org/10.15069/00001451
https://doi.org/10.15069/00001451997ea842-c95a-408f-864c-cdae97547e2e
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||
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公開日 | 2022-02-01 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 保育ソーシャルワーク実践の構成概念に関する研究ーエコシステム構想による教育支援ツールの活用ー | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Research for the Component in Child Care Social Work Practice Utilization of Training Support Tools by the Ecosystem Projects | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 保育 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | ソーシャルワーク | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | エコスキャナー | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Child Care | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Social Work | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Ecoscanner | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_46ec | |||||
資源タイプ | thesis | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15069/00001451 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
山城, 久弥
× 山城, 久弥 |
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著者(ヨミ) | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 7917 | |||||
姓名 | ヤマシロ, ヒサヤ | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 第1章ではわが国の産業構造の変化に伴う、都市化や核家族化、女性の社会進出などによって、地域における子育ての孤立や家庭の養育機能の低下など、現代の子育て家庭を取り巻く環境の問題を取り上げた。そのうえで、政府における子育て支援対策の動向や保育所保育指針の改定の変遷について概観し、保育所機能の拡大や新たな役割について確認した。すなわち、保育所や保育士における「ソーシャルワークとは何か」について問題提起をした。 第2章では、保育とソーシャルワーク教育の関係について考察した。視点としては、保育士養成課程やリカレント教育としての研修において、どのようなソーシャルワーク教育が行われているのか概観し、保育士に対するソーシャルワーク教育の課題について言及した。保育士養成課程においては、量的・質的の両面においてソーシャルワークに関する教育内容は十分とはいえず、結果的に卒業後の研修などにおいて「学びなおし」が行われていること、専門的知識や技術の修得に課題があることを示した。 第3章では、保育における計画とソーシャルワークの展開過程、保育現場で用いられているアセスメントの内容について考察した。保育所における子どもの保育は、保育所の保育の方針や目標に基づき様々な保育計画が作成されている。こうした保育計画には、子どもや家庭のニーズを把握し、長期・短期目標を設定し、目標の達成にむけて家庭や関係機関と連携しながら進めていく過程が示されていることから、ソーシャルワークの展開過程と類似する点が多い。一方、保育におけるソーシャルワークのアセスメントに課題があることを示した。第4章では、保育所や保育士が保育ソーシャルワークを実践していくにあたり、どのような視点や枠組みにおいて実践すべきかについて、「エコシステム構想」を手がかりに論及していく。エコシステム構想は、エコシステムの理論とコンピュータ・シミュレーションに基づいて、人の生活全体をシステムとして把握された状況が、どのように生活全体のバランスをとりながら変化していくのかを生態学的に理解することが可能である。また、その変容過程においては、変容を促進してきた要因について検討することで、その後の支援方法やソーシャルワークの実践活動に対する評価ができるなど、アセスメントの機能について考察している。 第5章では、エコシステム構想を保育分野に応用するために、「家庭」、「地域環境」、「実践環境」の3つの分野に関する調査研究を行う。家庭の分野については、親の子育て観に関する構成要素を明らかにするため、保育所を利用している保護者を対象にアンケート調査を実施した。あわせて地域環境の分野についても、保育所を利用している保護者を対象に、子育てにおける相談相手や協力者の実態についてアンケート調査を実施した。また、実践環境の分野については、保育士や保育所におけるソーシャルワーク支援の構成要素を明らかにするために、保育士を対象としたアンケート調査を実施した。以上の調査研究によって、エコシステム構想における保育ソーシャルワークの構成要素を明らかにした。 第6章では、第5章の調査研究で明らかになった保育ソーシャルワークの構成要素を基に、保育士のソーシャルワーク・トレーニング方法を提示し、本研究で活用した教育支援ツールの評価および検討を行った。つまり、ソーシャルワークのトレーニングプログラムの一貫として、教育支援ツールを保育者に試行してもらい、その評価と感想についてアンケート調査を実施した。その結果、本研究で明らかになった保育ソーシャルワークの構成概念は、保育者のアセスメントのスキル獲得や保育ソーシャルワークの理解を促進する効果が示唆された。 |
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学位名 | ||||||
学位名 | 博士(社会福祉学) | |||||
学位授与機関 | ||||||
学位授与機関名 | 九州保健福祉大学 | |||||
学位授与年度 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 2020 | |||||
学位授与年月日 | ||||||
学位授与年月日 | 2021-03-31 | |||||
学位授与番号 | ||||||
学位授与番号 | 甲第ツ065号 |